市場や現状を分析しながら、経営戦略を経てシームレスに現場や営業への導線を作っていくことが、事業や営業活動の促進や発展に必要です。
市場や経営の戦略に知見が備わったら、それらを戦術に転化していくためにICTを活用しましょう。

マーケティングとICTはセットであるべきか?
Should marketing and ICT be a set?
「マーケティング」について:ブランドが大切
「マーケティング」という言葉が当たり前の様に使われて久しくなります。大量の顧客を扱う市場に対して非常に効果的な戦略を策定できる舶来の戦略です。ただ、日本の文化においては局地的な対応を精査して拡散するほうが、効果が高いと考えています。供給する側と需要を求める側というセオリーも次の段階に来ています。日本市場においてお客様自身が何を欲しがっているのか?何を求めたらいいのかわからなくなっています。そして供給側は売上拡大のために、質に妥協しながら大量に販売する戦略を取りつづけています。大量の人口を有する大国に生産量で勝つことはできません。販売量もしかり。本来、日本で行わなければ行けない戦略は質を上げていくことになります。つまりブランドマーケティングがいちばん大切な戦略です。どんな企業サイズでもライスワークとライフワークは重要な課題です。どのような仕組みも本質的にはフラクタルであり、両立を行うことが企業の成長や存続につながっていくと私達は考えています。
「ICT」について:精査拡散はデジタルで
ICTはインターネットコニュニケーション&テクノロジーという造語になります。インターネットはネットワークなので、情報のコミュニケーションを含めたという造語になります。あえて定義することで認識を広めていきたいために造られたのでしょう。情報を分散化するために造られたインターネットと、そのネットワークを利用したコミュニケーション、それらを支える技術を総合してICTと呼んでいます。情報を共有して双方向でやり取りが可能になったあと時代は次のステップに進みつつあります。SNSの台頭や、ポスト資本主義体制を含め情報を共有されたそれぞれの企業や人の動きがそれを体現しています。
情報を拡散するためにも、新たな着想を見つけるためにも、多くの人の力が必要な時代が訪れました。
結論:マーケティングとテクノロジーはセットです。
マーケティングはその企業投資に見合った、独自の戦略にカスタマイズされ、IT技術は双方向のみならず、1対多になりました。マーケティング戦略もオートメーションツールが拡がっています。DXという便利な造語により、あらゆるものが包含されました。個別でコストを掛けるよりも総合的な戦略を進める必要があります。そのときは理論と説明書に力を注ぐコンサルタントではなく、相談し、実質的、具体的な活動をお手伝いできる手を動かせるパートナーが必要です。戦略を構築し、戦術を策定、無理なコストをかけずに技術力と解決力をもって御社の良き相談相手になります。